金鶏山の歴史
平泉の金鶏山(きんけいざん)は、奥州藤原氏・三代藤原秀衡(ひでひら)によって造られた人工の山です。金鶏山は毛越寺(もうつうじ)の鬼門に位置し、平泉を守るために雌雄一対の黄金の鶏が埋められていると伝えられています。標高98.6mの小山で、秀衡が一日で造らせたと言われています。
遺産登録
ユネスコ世界遺産登録(2011)平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群
金鶏山の見所
金鶏山(史跡)
金鶏山は、藤原秀衡が平泉鎮護の為、黄金で雄雌の鶏を造り漆詰めにして埋め、富士山に形どり築き上げた人工の山だと伝えられています。
無量光院跡(むりょうこういんあと)から金鶏山(きんけいさん)
京都・宇治の平等院も今は亡き無量光院も本尊は阿弥陀如来でした。そして阿弥陀如来のいる西方を西方浄土と考えられています。無量光院の正面に立って、春秋の彼岸の時に金鶏山をみれば金鶏山の真上に日が沈み、その姿は阿弥陀如来そのものになります。
案内
〒: 029-4102
住所: 岩手県西磐井郡平泉町平泉字泉屋61-7 平泉観光協会
℡: 0191-46-2110