五箇山・菅沼集落
五箇山・菅沼(ごかやま・すがぬま)集落は、合掌造り(がっしょうづくり)という急勾配の茅葺(かやぶき)の叉首(さすくび)構造の特徴のある屋根を持った集落です。五箇山の主要産業は、養蚕・和紙づくり、塩硝(えんしょう)づくりで、江戸時代には、加賀藩領となり、塩硝生産が保護されることになります。(塩硝は火薬の原料となる硝酸カリウムで、五箇山では雑草と蚕の糞を利用して抽出する培養法が行われていました。) 五箇山・菅沼集落は、、1995年に白川郷(荻町集落)と五箇山(相倉集落)と共に『白川郷・五箇山の合掌造り集落』として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。菅沼集落は、南北方向に約230m、東西方向に約240mというこじんまりとした集落で、9棟の合掌造り家屋が残り、妻入りで外観が入母屋造に似ているという点は、同じ世界遺産登録された五箇山の相倉集落と共通しています。
遺産登録
ユネスコ世界遺産登録(1995) 白川郷・五箇山の合掌造り集落 (世界文化遺産)
五箇山・菅沼集落の見所
五箇山・菅沼集落
五箇山・菅沼集落は、1994年に重要伝統的建造物群保存地区として選定され、1995年には、日本の世界遺産として登録されました。
案内
〒: 933-1973
住所: 富山県南砺市菅沼
℡: 0763-66-2468 南砺市観光協会 五箇山支部