矢田寺の歴史
矢田寺(やたじ)は京都市中京区寺町通りの商店街の中に建つ小さな寺院です。 796年、奈良県の矢田山金剛山寺の別院として五条坊門(京都市下京区)に創建され1579年現在の地に落ち着きました。本堂に安置されているのは「代受苦地蔵」と呼ばれる地蔵菩薩です。冥土に行き、地獄で罪人を救っている地蔵の姿を見て、開山、満慶上人(まんけいしょうにん)が彫刻した物と言われ信仰を集めています。同じ京都の六道鎮珍皇寺(ろくどうちんのうじ)の「迎え鐘」に対して「送り鐘」と言われ、死者の霊を迷わず冥土に送るために撞かれています。
宗派・本尊など
別名: 矢田地蔵尊
宗派: 西山浄土宗
本尊: 地蔵菩薩
矢田寺の見所
矢田地蔵
開山 満慶上人(まんけいしょうにん)が、冥土に行き、地獄で罪人を救っている地蔵の姿を見て彫刻したものといわれます。「代受苦地蔵(だいじゅくじぞう)」と言われ、地獄で救われる地蔵として信仰を集めています。
その他
送り鐘
8月16日お盆の終わりに鐘を鳴らす風習があります。 六道鎮珍皇寺(ろくどうちんのうじ)の「迎え鐘」に対して「送り鐘」と言われています。
かぼちゃ供養
12月23日、本堂前に大かぼちゃが奉納され、それを撫でて中風除けや諸病退散を祈願します。冬至にかぼちゃを食べると、1年間無病息災で過ごせるといわれています。
案内
〒:604-8081
所在地:京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町
℡:075-241-3608