大阪天満宮

大阪天満宮の歴史

大阪天満宮(おおさかてんまんぐう)は、901年、菅原道真(すがわらみちざね)が藤原時平の策略により九州の太宰府に左遷されることとなり、もともとこの土地にあった大将軍社(たいしょうぐんしゃ)に参詣した後、大宰府に向かわれました。しかし、その2年後、わずか59歳でその生涯をとじられます。それから約50年後(949年)のある夜、大将軍社の前に突然7本の松が生え、夜な夜なその梢が、金色の霊光を放ったといいます。このことを聞いた村上天皇は、菅原道真の縁に端することとして、その土地に天満宮を建立させることを勅命としたのです。

宗派・主祭神など

別名:    天満天神・浪華菅廟・中島天満宮など
宗派:    日本神道
主祭神:  菅原道真(すがわらのみちざね)

大阪天満宮の見所

大阪天満宮・拝殿

大阪天満宮は、江戸時代だけでも記録に残るだけで7度の火災に遭いました。現在のものは1843年の再建されたものです。

大阪天満宮・拝殿
                                   






大将軍社(たいしょうぐんしゃ)

大阪天満宮の中に大将軍社はあり、八衢比古神(やちまたひこのかみ)、八衢比売神(やちまたひめのかみ)、久那斗神(くなどのかみ)が祀られています。949年、突然7本の松が生え、その梢が毎夜金色の霊光を放っていたという大将軍社がこれにあたります。つまり、元々は大将軍社があったところに天満宮を鎮座させたという事になります。

大阪天満宮・大将軍社
                                   






大阪天満宮・梅まつり

天満宮では菅原道真が生前愛した梅の花が多数植栽されています。大阪天満宮では、3月初旬に梅まつりが開催されます。

大阪天満宮・梅まつり
                                   






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その他

天神祭

天神祭は日本三大祭(京都の祇園祭、東京の神田祭と天神祭)で、大阪天満宮御鎮座の翌々年、天暦5年(951年)から始まったとされる菅原道真公の命日(25日)に因んだ縁日です。毎年6月下旬から約1カ月に渡り諸行事を行います。特に、最終日・7月25日の本宮の夜は、大川(旧淀川)に多くの船が行き交う船渡御(ふなとぎょ)が行われ、奉納花火があがります。



案内

〒:  530-0041
住所: 大阪市北区天神橋2丁目1番8号
℡:   06-6353-0025

地域別日本遺産









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