中城城の歴史
中城城(なかぐすくじょう)は、琉球王国・第一尚氏王統の第6代国王・尚泰久王(しょう たいきゅうおう)が、最後まで勢力を保っていた按司(あじ・豪族)阿麻和利(あまわり)に対する備えとして、築城家である護佐丸(ごさまる)に、座喜味城から城の移築を依頼し、増築されたお城でした。王は、もともとあった南の郭、西の郭、一の郭、二の郭に付け加え、三の郭と北の郭を増築し完成するように命じました。黒船でペリーの一行が沖縄に立ち寄った際、中城城の築城技術を賞賛したといいます。そして、1458年に護佐丸は王府軍としてやって来た阿麻和利(あまわり)の策略に攻められ自害して滅びてしまうのです。
遺産登録など
ユネスコ世界遺産登録(2000) 琉球王国のグスク及び関連遺産群 (世界文化遺産)
中城城跡の見所
中城城跡(なかぐすくじょうあと)<史跡>
沖縄県・中頭郡北中城村(なかがみぐんきたなかぐすくそん)・中城村(なかぐすくそん)にまたがって位置しています。
案内
〒: 901-2314
住所: 沖縄県中頭郡北中城村字大城503番地
℡: 098-935-5719 中城城跡共同管理協議会