日光二荒山神社

日光二荒山神社の歴史

日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)は日光山内の社寺の一つで、勝道上人が、767年に輪王寺の前身といわれる四本龍寺に隣接する土地に、二荒山(男体山)の神を祀ったのが始まりとされています。日光は山、神、仏が一体として信仰されてきました。主祭神は日光の3つの山、それぞれが神体山で二荒山(男体山)には大己貴命(おおなむちのみこと)、女峯山には田心姫命(たごりひめのみこと)、太郎山には味耜高彦根命(あぢすきたかひこねのみこと)というように、これらの神々は親子とされてきました。さらに本地垂迹(ほんじすいじゃく)説(八百万の神々はさまざまな仏が化身として日本の地に現れた権現であるという考え)により二荒山(男体山)・大己貴命は千手観音、女峯山・田心姫命には阿弥陀如来、太郎山・味耜高彦根命には馬頭観音(ばとうかんのん)と仏が当てられ、これらの仏は輪王寺の本尊として祀られています。

宗派・主祭神など

別名:    二荒山神社
宗派:    日本神道
主祭神:  大己貴命(おおなむちのみこと)
        田心姫命(たごりひめのみこと)
        味耜高彦根命(あぢすきたかひこねのみこと)
        これら三柱の神を総称して二荒山大神と称されます。
ユネスコ世界遺産登録(1999)日光の社寺

日光二荒山神社の見所

日光二荒山神社境内(史跡)

日光山内・二荒山神社境内は国の史跡に指定されています。

日光二荒山神社・境内
                                  






日光二荒山神社・拝殿(重文)

造営の年代は明らかではありませんが、1644年~48年ごろと考えられています。拝殿の奥は石段で下り、渡り廊下で唐門を通ると本殿に続きます。

日光二荒山神社・拝殿
                                  






日光二荒山神社・神楽殿

毎年4月2日に国家繁栄の神楽が奉納されます。
 建物は1884年に建てられた素木(しらき)の単層入母屋造り(たんそういりもやづくり)で、屋根は銅板葺きです。

日光二荒山神社・神楽殿
                                  






ページトップへ


案内

〒:    321-1431
住所:   栃木県日光市山内2307  日光二荒山神社社務所
℡:     0288-54-0535



地域別日本遺産









日光二荒山神社・楼門
                                  






ページトップへ


日本の地域遺産(目次)


日本の世界遺産(目次)


日本の遺産-日本で出会う遺産トップページへ