平安神宮

平安神宮の歴史

平安神宮は、平安遷都1100年を記念して明治28年に平安京を開いた第50代桓武天皇をご神祭として創建されました。明治維新後、東京に遷都し打撃を受けた事で京都復興への市民の情熱と全国の人々の京都に対する思い入れが、平安神宮の創建に結びついたと言われています。昭和15年には平安京で過ごした最後の天皇であり江戸時代最後の天皇、孝明天皇の神霊があわせ祀られ広く崇拝を集めることになりました。昭和51年放火により拝殿、内拝殿など9棟が焼失しましたが、3年後、全国からの募金で復興することができました。のちに犯人は新左翼、加藤三郎の犯行であることがわかり、そののち逮捕されました。



宗派・主祭神など

宗派:    日本神道
主祭神:  桓武天皇・孝明天皇        

平安神宮の見所

平安神宮神苑(名勝)

7代目小川治兵衛(植治)による作庭の池泉回遊式庭園です。特に春の紅枝垂桜の咲く季節は美しく、訪れる人も非常に多い神苑です。

平安神宮・神苑紅枝垂桜
                                           






平安神宮・神苑紅枝垂桜
                                           






平安神宮神苑栖鳳池と泰平閣と紅枝垂桜
                            平安神宮神苑栖鳳池と泰平閣と紅枝垂桜






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蒼龍楼(重文)・白虎楼(重文)

大極殿の左右のそれぞれに蒼龍楼と白虎楼という楼閣があります。写真は向かって右の蒼龍楼です。

平安神宮・蒼龍楼
                                           






その他

時代祭

平安神宮の創建と平安遷都1100年を祝う行事として明治28年に始まりました。時代祭りの行列は「平安講社」という市民組織によって運営されており、毎年10月22日に京都御所から平安神宮へ時代別の衣装に扮した行列が向かいます。

京都御所・時代祭
                                           






京都御所・時代祭
                                           






薪能

大極殿をバックに特設の能舞台が組まれ篝火の中で能が上演されます。昭和25年より、京都の6月の恒例行事として始まり、初夏の風物詩として国内外から多数の来館者が訪れます。






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案内

〒:606-8341
所在地:京都市左京区岡崎西天王町97
℡:075-761-0221

まめ情報

近くのお店・・・・
六盛茶庭(ろくせいさてい)
京都市左京区岡崎西天王町60 (お近くの駐車場をご利用ください。お店で案内もして頂けます)
℡:075-751-2866
営業時間:11 : 30~19 : 00(スフレのLOは18:00 なくなり次第終了いたします)
定休日:月曜日(祝日の場合は営業いたします)

六盛茶庭

六盛茶庭スフレ

平安神宮の西横、京料理『六盛』が経営するスフレ専門店です。注文してから約25分をかけてふっくら焼きたてを頂けます(写真 ブルーベリー785円)。焼けた時に席を離れていたら「スフレをお出しできません」とのことです。おいしいスフレですからじっと我慢してください。少し大人の雰囲気で一人でこられる学生さんもいてます。ゆっくり時間を味わえるお店です。(2012年 1月現在)


京漆匠 象彦(ぞうひこ)
京都市左京区岡崎最勝寺町10(京都会館西側)(お客様専用駐車場あり)
℡:075-752-7777
営業時間:9:30~18:00
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日木曜日)
象彦は1661年に店舗を開設。今では世界に作品を送り出している京漆器の老舗です。明るい店内でたくさんの商品が陳列されています。気軽に購入できるものから幅広い商品があります。漆器は扱いに気を使いますが、日本人らしい心配りがこういった商品を通して感じることができます。一年に一回のおせち料理のお重にどうでしょうか。このような価値ある商品を大切に伝えていく、そんな古風な日本を思い出します。

京漆匠象彦

象彦・菓子器

写真は菓子器、12075円(税込)です。とっても上品な器です。抹茶のような緑色がとても美しい。歴史を感じる品物です。


地域別日本遺産









平安神宮神苑栖鳳池と紅枝垂桜
                             平安神宮神苑栖鳳池と紅枝垂桜




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