矢田寺の歴史
天武天皇の勅願により、679年に智通僧上が七堂伽藍四十八坊を創建されました。その後の戦乱などにより、その多くを焼失。現在は矢田寺(やたでら)北僧坊・矢田寺大門坊・矢田寺念仏院・矢田寺南僧坊の4つの僧坊を総称して矢田寺と呼ばれています。矢田寺の名は、万葉の昔から、地名が矢田の里であったことに由来しています。
宗派・本尊など
別名: 矢田山金剛山寺、あじさい寺
宗派: 高野山真言宗
本尊: 延命地蔵菩薩
矢田寺の見所
矢田寺山門
本堂
奈良県の指定文化財です。
矢田寺境内
別名、あじさい寺とも呼ばれ、境内には約8000本、60種のあじさいが植えられています。この季節には多くの観光客でにぎわいます。
味噌なめ地蔵
その昔、このお地蔵さんの口元に自家製の味噌を塗ると、味噌の味がおいしくなったという伝説によりこの名がついたとか。
矢田寺型地蔵
矢田寺のお地蔵さんは、そのほとんどが右手の親指と人差し指をまるめて印をむすんだ独特のスタイルで、錫杖(しゃくじょう)を持たない「矢田寺型地蔵」と呼ばれています。
塔頭寺院
念仏院
紫陽花の見れる季節にはここでお抹茶を頂くことができます。和菓子は紫陽花を模しています。
塔頭寺院は、他、大門坊、北僧坊、南僧坊があります。
案内
〒:639-1058
所在地:奈良県大和郡山市矢田3506
℡:0743-53-1445