梅宮大社の歴史
梅宮大社は、750年頃橘氏の祖である縣犬飼橘美千代(あがたのいぬかいたちばなのみちよ)が山城国相楽郡井出に橘氏の氏寺として酒解神を祀ったのが始まりです。その後、平安遷都後、嵯峨天皇の檀林皇后が現在の地に移したとされます。檀林皇后は皇子に恵まれず梅宮神社に祈願したところ仁明天皇を生んだことから、酒造の神だけではなく子授け、安産の神としても信仰されています。
宗派・主祭神など
宗派: 日本神道
主祭神: 酒解神(さかとけのかみ)
酒解子神(さかとけこのかみ)
大若子神(おおわくごのかみ)
小若子神(こわくごのかみ)
梅宮大社の見所
楼門
左右に兵杖を帯びた神像が安置されています。二層部には奉納された酒樽が並べられています。
梅宮大社神苑
東神苑・西神苑・北神苑からなる回遊式の庭園です。四季折々の花を楽しむことができ今では花の名所になっています。
境内
奉納された酒樽が並べられています。
その他
またげ石
壇林皇后がこの石をまたいだところ皇子(仁明天皇)を授かったことからこう呼ばれています。
(御夫婦一緒に祈祷を受けるとまたげ石に案内されます。)
酒の神
祭神は日本最古の醸造の祖神とも言われています。
案内
〒:615-0921
所在地:京都市右京区梅津フケノ川町30
℡:075-861-2730