談山神社

談山神社(たんざんじんじゃ)の歴史

飛鳥時代舒明・皇極天皇の頃、蘇我氏の権力は非常に強く国政をやりたい放題でした。そんな時、中臣鎌足はこの国の正しいあり方を強く憂いでいたところ、たまたま飛鳥の法興寺(今の飛鳥寺)で蹴鞠会があったとき、中大兄皇子(後の天智天皇)に会い意気投合します。そして、その後645年二人は多武峰(とうのみね)の山中で大化の改新の談合を行い蘇我氏を滅ぼします。中大兄皇子は後に天智天皇となり中臣鎌足は内大臣に任ぜられ藤原姓をたまわります。後に、多武峰の談合のあった場所は「談い山」(かたらいやま)などと呼ばれ談山神社(たんざんじんじゃ)の始まりとなりました。鎌足の没後長男の定慧和尚は唐から帰国し、父に縁の深い多武峰に墓を移して十三重塔を建立し、神殿は701年に創建されました。

宗派・主祭神など

宗派:     日本神道
主祭神:   藤原鎌足公

談山神社の見所

十三重塔(重文)
藤原鎌足の長男、定慧と次男、不比等により678年建立されます。現在のは1532年の再建で木造十三重塔としては世界唯一のものです。唐の清涼山宝池院の塔を模して建てられたと言われています。

談山神社・十三重塔
                                         






談山神社・十三重塔
                                         






本殿(重文)
江戸時代再建で、藤原鎌足公をおまつりしています。

談山神社・本殿
                                         






談山神社・本殿
                                         






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総社本殿(重文)
 

総社本殿
                                         






総社拝殿(重文)と蹴鞠の庭
総社拝殿と神廟拝所の間にある庭は蹴鞠の庭と呼ばれており、毎年この庭で、4月29日と11月3日に蹴鞠祭りが奉納されます。

総社拝殿と蹴鞠の庭
                                         






神廟拝所(重文)
 

神廟拝所・十三重塔
                                         






談山神社境内
談山神社境内は、桜の季節と紅葉の季節が美しく特に紅葉の名所として有名です。

談山神社境内・紅葉
                                      談山神社・紅葉






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談山神社境内・紅葉
                                      談山神社・紅葉






談山神社遠景
 

談山神社・紅葉
                                      談山神社・紅葉






談山神社・紅葉
                                      談山神社・紅葉






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案内

〒:633-0032
所在地:奈良県桜井市多武峰319
℡:0744-49-0001



地域別日本遺産









談山神社境内
                                           






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