高千穂峡

高千穂峡

高千穂峡(たかちほきょう)は、日本で第二位の大きさといわれるカルデラを持つ阿蘇カルデラ、これをつくったという約12万年前と9万年前の2度にわたる火山活動。これによって噴出した高温の火砕流の一種が、五箇瀬川(ごかせがわ)の渓谷沿いに流れ出ました。それが、川の水によって冷やされたことで柱状節理(ちゅうじょうせつり・柱状の割れ目)の切り立った崖となり、高千穂峡ができたのです。高千穂峡は、五箇瀬川渓谷ともいわれ、1934年名勝および天然記念物に指定されました。

高千穂峡の見所

高千穂峡(名勝・天然記念物)

真名井(まない)の滝

渓谷の崖上にある「おのころ池」から流れ落ちる水が真名井の滝といわれ、高千穂峡の川幅が狭まったところで見ることができます。落差は17m。『日本の滝百選』の一つです。神話によれば天村雲命(あめのむらくものみこと)という神が、天孫降臨(てんそんこうりん・天照大神の孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が日本の国土の統治の為に降臨した)の際に、この地に水がなかったので水種を移したといいます。天真名井(あまのまない・御神水)として湧水し、滝となって流れ落ちたとされています。

高千穂峡・真名井の滝
                                        






高千穂峡・真名井の滝
                                        






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案内

〒:    882-1101
住所:  宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井809-1
℡:     0982-73-1213 一般社団法人 高千穂町観光協会



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高千穂峡・真名井の滝
                                        






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