瑠璃光院の歴史
瑠璃光院(るりこういん)は、京都修学院から大原に行く途中の八瀬という場所にあります。八瀬は、昔より、安らぎの場所、保養の場所として知られ、本願寺の歴代門跡もよく訪れたと言われています。明治時代、三条実美公は、当時の庵に「喜鶴亭」と名付けて直筆の命名額を下賜されています。大正末期から昭和の初めにかけて大規模な改築とともに、庭園の造営が行われました。建築は京数寄屋造りの名人中村外二と作庭は佐野藤右衛門の作と伝えられ、現在でも心の癒しの場所として様々な人に愛されています。
宗派・本尊など
別名: 光明寺 京都本坊
宗派: 浄土真宗
本尊: 阿弥陀如来
瑠璃光院の見所
瑠璃の庭
楓と苔の絨毯は、瑠璃光院メインの庭園です。
建物に入って一番最初に案内される場所です。
臥龍の庭(がりょうのにわ)
瑠璃庭とはまた違った雰囲気の池泉鑑賞式庭園です。
山露地の庭
瑠璃光院の門をくぐって建物までの庭園です。
かま風呂
日本式蒸し風呂の原型「八瀬のかまぶろ」の原型です。
案内
〒:606-0067
所在地:京都市左京区上高野東山55
℡:075-781-4001
春と秋の年二回の期間限定公開時のみ拝観できます。