小笠原諸島
小笠原諸島(おがさわらしょとう)は、東京から約1,000km南の太平洋上にあり、広大な海域に点在する大小30余りの島々によって成り立っています。有名な硫黄島(いおうじま)や沖ノ鳥島(おきのとりしま)などもこれに含まれます。主に小笠原諸島は、聟島列島(むこじまれっとう)、父島列島、母島列島、火山列島に分かれており、村の中心は父島で、一般の住民は父島と母島にしか住んでいません。いずれも行政上は東京都に属しますが、主島である父島ですら空港が無く、アクセスは東京・竹芝桟橋との間に6日に1便運航している定期船のみです。小笠原国立公園にも指定されていましたが、2011年6月にユネスコ世界遺産・自然遺産として登録されました。小笠原諸島は形成されて以来、陸続きになったことがなく島の生物は独自の進化を遂げており、「東洋のガラパゴス」とも呼ばれています。そして、現在でも新種の生物が発見されているのです。
遺産登録
ユネスコ世界遺産登録(2011) 小笠原諸島 (世界自然遺産)
小笠原諸島の見所
父島からみる南島
南島は「沈水カルスト地形」という石灰岩特有の特殊な地形で「ドリーネ」というくぼ地や「ラピエ」という鋭くとがった岩が見られる父島南西沖の小さな無人島です。南島は、多様な植生に加え海鳥やウミガメの産卵地で、植生回復事業も行なっています。
コペペ海岸と小港海岸
ギルバート諸島(キリバス領の諸島)出身の先住民「コペペ」が利用したという事からこの名前が付いたそうです。隣りには小港海岸があります。中央奥に少しだけ見えているのがコペペ海岸で右手前が小港海岸です。
ジニービーチ
ビーチは父島の中で珍しく白砂です。しかも植生保護のため、海から(船やカヤック)しかアプローチできません、
案内
〒: 100-2101
住所: 東京都小笠原村父島字東町(番地なし) 小笠原村観光協会
℡: 04998-2-2587