祖谷渓谷

祖谷渓谷

祖谷渓谷(いやけいこく)は、徳島県三好市に位置し、祖谷川の下流に、約20kmに渡って続く渓谷です。V字の谷の高さが数十メートルから、ところによっては100mにもなります。平家一族の隠れ里として、四国の秘境としても有名で、日本三大秘境とも言われています。その断崖絶壁が春には新緑、秋には深紅に染まります。

祖谷渓谷の見所

祖谷のかずら橋

自生するシラクチカズラのつるを編んで造った、長さ約45m、幅2m、高さ14mの吊り橋です。平家一族が追ってから逃れるために、いつでも切り離せる橋として造ったといわれています。今は安全のため3年に一度、架けかえられているそうです。重要有形民俗文化財に指定されています。

祖谷渓谷・奥祖谷・かずら橋
                                        






祖谷渓谷・奥祖谷・かずら橋
                                        






祖谷渓谷・奥祖谷・野猿
                              手前は野猿・奥はかずら橋
 野猿は人力ロープーウェイで、乗客が自分でロープを手繰り寄せ前に進む仕組みです。






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大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)

深く切り立った断崖は吉野川の激流によって削られてできた渓谷です。この辺りは四国山脈を越えるときに必ず通らなければならない場所で、古くからの難所とされていました。そこで、「大股で歩くと危ない」という意味で「大歩危」、「小股で歩いても危ない」という意味で「小歩危」と呼ばれるようになりました。大歩危はごつごつした巨岩・奇岩が5km続き、小歩危は、穏やかな岩が3km続きます。

祖谷渓谷・大歩危
                                        






祖谷渓谷・大歩危
                                        






東祖谷山村落合(重要伝統的建造物群保存地区)

東祖谷山村は、徳島県西部の山岳地域で保存地区は山の急斜面に沿って広がる集落です。江戸時代中期~昭和初期に建造の家屋や石垣が急斜面に張り付くようにつくられています。対岸の中上地区から保存地区を眺めると、三所神社周辺の鎮守の森をはじめとして、斜面いっぱいに耕作地と民家や石垣が一体となった壮大で特殊な景観を見ることができます。

東祖谷・山村
                                        






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西祖谷

西祖谷
                                        






案内

〒:778-0002
所在地:徳島県三好市池田町マチ2145番地1 三好市分庁
℡:0883-72-7620 三好市役所・観光課



地域別日本遺産









小便小僧
                                        






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