平野神社の歴史
平野神社(ひらのじんじゃ)は、古来、奈良平城京の田村後宮という皇后の御殿の中にあり、御所や都の災いを鎮めるためにありました。794年平安京に都が移る時に、同時に移り鎮座するようになったのです。もともとは非常に大きな神社の敷地があったそうで、今の金閣寺までも含む2㎞四方の広さがあったそうです。時代の変遷と共に平野神社の様相も随分変わってきたようです。昭和に入って西大路通を広くする為に西側を削られ現在に至っています。生命力を高める神様の象徴として平安時代より桜を植樹し古くから桜の名所となっおり、現在でも様々な桜が植えられて(50品種・400本)春は1カ月以上桜を楽しむことができます。
宗派・主祭神など
宗派: 日本神道
主祭神: 今木大神
久度神
古開神
比賣神
平野神社の見所
神門と魁桜(さきがけざくら)
毎年、染井吉野より早く3月下旬頃開花する豪華な枝垂桜です。
本殿(重文)
比翼春日造(平野造)という大変珍しい造りをしています。本殿前にも遅咲きの桜が何種類も植えられています。
4月上旬の桜の平野神社境内
染井吉野の時期になると境内でお花見が出来るようになっています。お昼頃から非常に盛り上がります。
案内
〒:603-8322
所在地:京都市北区平野宮本町1番地
℡:075-461-4450
まめ情報
桜湯・開運桜
祈祷した桜の塩漬け(開運桜)をお湯に入れて桜の風流さを味わいます。平野神社境内・神門前の魁桜のすぐ手前の売店にて。(一杯100円) 少し、ほっこりします。
又、開運桜として塩漬けも売っています。(写真300円/2011/4)