五色沼
福島県の五色沼(ごしきぬま)は、正式には五色沼湖沼群といわれ、磐梯山(ばんだいさん)の北側、裏磐梯と呼ばれる地域にある大小数十の湖沼群のことです。緑、赤、青など、様々な色の沼が点在する美しい地域です。1888年(明治21年)7月15日午前7時15分磐梯山が突然大爆発を起こし約14億5千万㎡、約30億トンを一瞬のうちに吹き飛ばし死傷者524人、被害面積約110㎞の大被害を受けます。現在は、この大爆発による大小300余りの湖沼群発生により磐梯朝日国立公園となり裏磐梯の美しい自然景観が訪れる人に感動を与え続けています。
五色沼の見所
毘沙門沼
毘沙門沼は、五色沼の最大の沼で、磐梯山を望むことができ、ボートに乗り楽しむことのできる観光客が一番賑わっている地域で、ここから湖沼を散策することのできるトレッキングコースが出ています。
赤沼
赤沼の周囲の草木は赤い鉄錆色に染まり、赤沼という名前の由来もそこからきています。
深泥沼
3つの色の水を持つ美しいみどろ(深泥)沼は、微妙な水質や水深の違いや水草の繁茂の違いから生まれてくるものと言われています。
竜沼
草木が生い茂っていて遠くにかすかにしか見ることができません。
弁天沼
弁天沼は、五色沼で二番目に大きな沼で遠く吾妻山を望むこともできます。
瑠璃沼
瑠璃沼は、見る場所により水質の色が変わると言われます。また、磐梯山を望むことのできる美しい風景です。
青沼
青沼は、小さいですが、五色沼湖沼群の中で一番青い沼です。
案内
〒: 969-2701
住所: 福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ケ峯1093 裏磐梯観光協会
℡: 0241-32-2349 受付時間:午前8:30~午後5:00まで