毘沙門堂の歴史
毘沙門堂(びしゃもんどう)の創建は703年で、前身の出雲寺として文武天皇の勅願によって行基(ぎょうき)が開山することとなりました。本尊・毘沙門天を祀ったことから毘沙門堂と称されるようになりました。当初は上京区の北方にありましたが、1665年ここ山科安朱に再建され現在に至ります。後西天皇の皇子・公弁法親王が入寺してから門跡寺院となり、天台宗五箇室門跡の一つです。
宗派・本尊など
別名: 出雲寺
宗派: 天台宗
本尊: 毘沙門天
毘沙門堂の見所
薬医門
毘沙門堂境内と紅葉
毘沙門堂は山科盆地を見下ろす山の中にあり、春の桜・秋の紅葉は知る人ぞ知る京の名所です。
その他
毘沙門堂の毘沙門天について
本尊の毘沙門天は、天台宗の宗祖で比叡山を開いた空海の自作といわれ、延暦寺根本中堂の本尊薬師如来の余材で刻まれたといわれています。(毘沙門天の大きさは二寸二分、約7cm程度です。)
案内
〒:607-8003
所在地:京都市山科区安朱稲荷山町18
℡:075-581-0328